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専門書
Specialized books

 3Mix-MP法の学術的根拠や臨床応用を理解する上で重要な専門書を掲載しております。

『3Mix-MP法とLSTR療法』。3Mix-MP法に関する専門書です。

3Mix-MP法とLSTR療法
LSTR(病巣無菌化組織修復)療法 3Mix-MP法の治療成果
発行日 2000年5月29日
著者 星野悦郎 宅重豊彦
発行所 株式会社ヒョーロンパブリッシャーズ
※本書は既に発行を終了しております。
※発行所名は、現在の社名に基づき記載しています。

『月刊宅重豊彦』。3Mix-MP法に関する専門書です。

月刊 宅重豊彦 進化する3Mix-MP法
​発行日 2008年2月1日
著者 宅重豊彦
発行所 株式会社デンタルダイヤモンド社

『LSTR3Mix-MP療法』。3Mix-MP法に関する専門書です。

LSTR(病巣無菌化組織修復)3Mix-MP療法
​発行日 2021年4月1日
著者 宅重豊彦 星野悦郎
発行所 株式会社デンタルダイヤモンド社

​専門書のお問い合わせ先

株式会社デンタルダイヤモンド社 

​専用器具
Dedicated Instruments

​ここに示す3Mix-MP法専用器具は、スタディーグループ CDRG.が開発したものです。

(1)乳鉢セット Mortar pestle

乳鉢セットです。3Mix-MP法で使用する専用器具です。

3Mixの個々の薬剤は、糖衣錠かフィルムコーティング剤かカプセルなので、それらを除去してから粉末化します。
乳鉢・乳棒を使い、軽い力できめ細かい滑らかな微細粉末にします。
個々の薬剤を別個に粉末化するので、清掃してから使用する。異なる薬剤等が混ざらないように注意します。
粉末化した薬剤は、直ちに専用保管容器に入れます。

​(2)専用保管容器 Storage containers

専用保管容器です。3Mix-MP法で使用する専用器具です。
専用保管容器とラバーカップ、シリカゲルの説明です。

薬の変質を防ぐために求められる条件を満たした保管容器です。
「1容器に1薬剤を保管」を厳守します。
​〈容器の保管管理〉
薬剤を入れた容器は、冷蔵庫内に保管します。
冷蔵庫の設定
冷蔵庫の使用にあたり、庫内は意外に湿気がある事、室温との温度差で結露が起こる事に留意しなければなりません。
庫内の温度は10~15度とします。
〈保管容器の加工:結露対策〉
​図のようにシリカゲルを入れます。

​(3)ニエットバー NIET bur

4本のニエットバーです。3Mix-MP法で使用する専用器具です。

ニエットバー #1=直径0.8mm
ニエットバー #2=直径1.0mm
​ニエットバー(フラットタイプ)#F1=直径1.0mm
ニエットバー(フラットタイプ)#F2=直径1.2mm

ニエットバーの使い方の説明です。

ニエットバー
練和した3Mix-MPを患部に充填した後、流れず留めるために貼薬着座が必要であり、根管口部の貼薬着座形成のために使用します。先端部にもダイヤが付着しているので、より効率的な切削が可能です。C.A.ダイヤバーで、1分間に800~1200回転で使用します。
ニエットバー(フラットタイプ)
​貼薬着座形成用C.A.ダイヤバーで、1分間に800~1200回転で使用します。
ニエットバーで拡大後、貼薬着座の底部を平らにするために用います。
〈使い方〉
最初に、ガイドバー(根管口探査用FGバー)を使用します。
切削時の物理的刺激を軽くするために、#1⇒#F1⇒#2⇒#F2の順に使用します。
貼薬着座の底部を平らにする事によって、3Mix-MPの浸透性が増します。

(4)ニエットキャリア NIET carrier

​ニエットキャリア(標準)

ニエットキャリアⅡの標準タイプです。3Mix-MP法で使用する専用器具です。

​ニエットキャリア(小)

ニエットキャリアⅡの小タイプです。3Mix-MP法で使用する��専用器具です。

3Mix-MPの貼薬用アプリケーター。(標準)の外口径は1.2mm、(小)の外口径は0.8mmです。
患歯の根管が細い場合(1.2mm未満)は、(小)を用います。
3Mix-MPは象牙細管を通って病巣に浸透していくので、象牙質に確実に接するように貼薬します。
〈留意事項〉
底象牙質上に貼薬する場合、貼薬した3Mix-MPが薄層になるように綿球を使って軽く圧接します。
その際、MPには分離材としての作用があるので、洞側壁に3Mix-MPを付着させないこと。
貼薬着座に用いる場合、まず先端を貼薬着座底部に接触させ、薬剤を押し出しながら引き上げると貼薬着座底部に貼薬できます。
使用後は、直ちに3Mix-MP用洗浄液が入っている容器の中に入れて、超音波洗浄を行います。
これによって、内部の薬剤が除去しやすくなります。

(5)CRインレー形成バー CR inlay forming bur

CRインレー形成バーです。3Mix-MP法の修復方法で使用する専用器具です。

3Mix-MP法では、長期間に渡る密閉性に優れた直接法CRインレーによる修復が第一選択となり、その洞形成で使用します。
外開きの洞にするので、削除し過ぎないようにするために小型で「そろばんの玉」の形態です。
メタルインレーやコンポジットレジン充填とは異なり、CRインレーの保持力は接着性レジンセメントと健全象牙質との接着で得られるので、接着面積が広くなるように、エナメル質縁に広い縁傾斜(約50度)をつけた形にします。

(6)PPSキャリア PPS carrier

PPSキャリアです。3Mix-MP法の歯周病治療の1つで使用する専用器具です。

3Mix-MP法の歯周病治療の1つである歯周ポケット内貼薬法で使用します。
ニエットキャリアと構造は同じですが、先端を55度の角度に切って貼薬しやすい形にしています。つまり、カット面側が根面に接するようにして歯周ポケット最深部まで入れて、レバーを押しながら引き上げる事で、3Mix-MPを歯周ポケット底部に貼薬する事ができます。​

専用器具のお問い合わせ先

​(医療関係者限定)

​株式会社日本歯科商社

本ページの内容は、3Mix-MP法オフィシャルサイトの公式情報に基づいて掲載しています。

最終更新日:2025年11月14日

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